ソプラノ歌うたい冨田美穂@アレクサンダーテクニーク教師修行中です。
金曜日は大忙し。
朝から大阪のBODYCHANCEに行ってアレクサンダーテクニークのクラスに出席。
終わり次第帰ってきて、守山教室のレッスンです。
大学生の、歌のレッスンで。
「なんだか声が拡散しちゃって、おかしいんですよ…」という訴え。
拡散??
と思いつつ、とりあえずレッスンをはじめました。
発声練習の間はそうでもなかったのですが、曲をやり始めたらその現象が起こってきました。
ナルホド。
「横隔膜の位置ってどこだっけ?」
この絵を見ているだけだと、実はちょっとよくわからないんです。
実際はこんな感じの位置(息を吸う前)。
⬇︎
息を吸ったとき
思ったよりも高い位置、なんじゃないかしら。
だいぶん低い位置で横隔膜を考えていたみたいです。
この認識を再確認したら、声のツヤツヤ感が戻ってきました♡
さらに。
それでも喉の辺に力が入る。という訴え。
観察していると、歌っている時に、どうも胸郭(=肋骨のあるエリア)を押し下げているように見えます。
これ、実は結構多いパターン(私自身も含めて)。
アレクサンダーテクニークでは、頭が動けて(=首の上でキチンとバランスをとって)、脊椎が付いてきて…と言うんですが、肋骨は脊椎と関節で繋がってるので、脊椎が上に動こうとしているのに肋骨は下がろうとすると……うまくいかなくて身体がロックされちゃうんですよね。
その結果。
うまくいかない!!
が起こります。
実際声も変になるし。
「肋骨も上へ」
試してみてください。
全然、変わりますよ!
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